弾丸フェリー乗船(H25.8.9)
学生時代の先輩H氏が乗るCB750FB。昨年は大山ツーリングした方である。先日、メールが届き、累積走行距離が10万キロに達しそうだからツーリングしよう、とのお誘い。折角なら綺麗なところで迎えよう、ということで人気の弾丸フェリーを使ってみることに。
大阪南港9日(金)19:55発 → 別府港 10日(土)7:45着
一日走り回って当日の19:35発 → 大阪南港11日(日)7:35着
まさに弾丸行程。金曜日は普通に仕事があるのだが15時フレックスで退社し、一度梅田から京都の自宅まで戻り、Z1を駆り出して17:40出発、いざ南港へ。灼熱の高速道路と夕方の渋滞を潜り抜け、南港に到着したのは19:05。既に疲れまくり。
9日19:26。
私の到着が遅かったので、乗船は一番最後になってしまった。
船内は結構広い。我々はツーリストという一番安い船室。往復でバイク込みで18500円。片道を普通に買うとこの時期、19200円!ということは船中2泊、現地0泊というこのプラン、片道よりも安いということ。すごい。
10日6:26。
朝日。東の空。今日も良い天気だ。瀬戸内は波一つなく、全く揺れない船旅だった。
10日7:41。
別府港到着。快晴だ。我々が向かうのは、あの山の向こう側。
7:57
バイクは全部で10数台ほど。大型トラックがビュンビュン出ていくので、バイク置き場までたどり着くのは結構危なかったりする。
快適!やまなみハイウェイ
9:34
別府~湯布院を経由し、やまなみハイウェイへ。ここは九重連山につながる直線路。長者原あたりだ。気持ちの良い道路だ。
9:52
硫黄山の登山口。ここは標高1330m。結構登ってきた。付近は登山客で一杯。記念撮影したらそそくさと出発。
この時点で、CB750FBは99926km走行。あと残すところ74km。良い場所で10万キロを迎えることができるかどうか。これからカウントダウンだ。
爽快! 阿蘇ミルクロード
10:24
阿蘇大観峰に到着。ここに来たのは平成元年以来か。当時大学4回生で院試が終わり合否の結果待ち時期に、GPZ400FⅡの友人と来たところだ。その時は荒涼としていた記憶があるが、今回は最高に爽快。阿蘇外輪山の頂上にあり、麓のカルデラを一望できるところだ。外輪山は岩肌でセリ立っているため、足元は結構ストンと落ち込んでいる。絶景だ。
10:37
大観峰出発。今来たエリアを振り向くと、緑一面の高原だ。背の低い草が一面に生えており、牛や馬が放牧されている一帯だ。そういえば我が家で飲んでいる牛乳は”阿蘇牛乳”だった。
このCB750FB。先輩が学生時代から30年近く乗っているもので、京ナンバーのまま。現存少ないナンバープレートだ。
菊池渓谷にて10万キロ達成
さて、外輪山を下りようとしたが、道を間違い、菊池方面に来てしまった。地図を見ながら走っていないので、気づくのが遅れた。H氏いわく「あと16kmで10万キロ」。おっと、これは阿蘇には戻れないかも。折り返すのが遅かったら、何でもないところで10万キロを迎えざるを得なかったかも。ともかく、どうにか菊池渓谷まではたどり着けそうで良かった。
11:40
前後で少々調整し、菊池渓谷で丁度10万キロになるように。99999.9が00000.0に綺麗に戻ろうとしている。
動画にて、10万キロ到達時を記録した貴重な映像(笑)。11:43遂にメーターが一回りし、美しい00000.0となった。観光地なので周囲にはいろんな人が。バイクを転がして映像を撮っている我々は、相当ヘン?!しかし、気にもせず撮影完了!
11:48
幅広の美しい滝が見える。涼しげで、大勢の家族連れでにぎわっていた。10万キロのイベントがなければ、さっさと通り過ぎてしまっていたかもしれない。ちょっと水浴びでもしたいところ。橋の上から渓谷を見下ろすと、綺麗な虹が!
カルデラ入り
12:33
外輪山を下り、麓のカルデラへ。下から仰ぐとこれまで相当高いところを走っていたことが良く分かる。
12:41
給油。自宅から254.5km地点だ。燃費は、254.5÷13.31=19.1Km/L。う~ん、あんまり。ちょっとあちこち調整が必要かもしれない。
12:54
ガソリンスタンドの親父さんに教えてもらった、付近の美味しいお店。熊本のうどん、ってきしめんみたい。つゆは関西ともちょっと違う、少し醤油が濃いめ?の味。美味しい。武蔵うどん、っていう。そういえば宮本武蔵は肥後藩お抱えの時があったような。
阿蘇山上へ
13:43
草千里にて。ここはよくパンフレットやポスターなどに使われるところ。綺麗なところだ。眼下には乗馬コースもあり、家族ずれで賑わっている。このポイントからは全く見えないが。ちょっとツーリング雑誌風に撮影して頂いた。
13:49
次は、山上を目指すが途中このような牧場が。バイクを停めると、可愛い牛が近寄ってきた。間近で草をむしり取って食べている。いずれ人様の胃袋に入るのだろうか。と考えると可愛そう。
14:10
阿蘇山上からの眺め。麓からロープ―ウェイでも来れるが、車でも可能。ここまで登ってきたのは初めて。実際にこの目でみると、火口は迫力満点だ。ぐつぐつとしているし。
節湯温泉 日本一のうたせ湯
15:57
阿蘇山上から阿蘇南部広域農道~東部広域農道と、阿蘇をぐるりと反時計回りに良い道を選んで走り、再びやまなみハイウェイ、そして少し西に逸れて節湯温泉へ。ここは日本一の高さのうたせ湯があるとのことで寄り道。風情のあるひなびた温泉街だった。大人一人300円の共同浴場に入る。
16:25
ひと風呂浴びて、リフレッシュ。そろそろツーリングも疲れた頃だったし丁度良い。風呂上りにはビールを一杯と行きたいところだが、ノンアルコールビールを。共同浴場の目の前の昭和の雰囲気の売店にて。
飯田高原
16:48
本当に道が良くて走りやすい。一面の高原をアップダウンを繰り返しながら気分よく走る。風呂上がり、気分爽快♪
九重”夢”大吊り橋
17:01
長さ390m、高さ173m、幅1.5mの日本一の人道橋。観光用らしく渡るのに大人一人500円必要。広大な駐車場が用意され、かなり賑わっている。私も折角なので入場。
17:10
対岸の山崩れ跡の壁面に、工事用建設機械がへばりついている。どうやってこんな崖に設置したのか、また何のために。これにどうやって人を送り込むのか。命がけじゃないか!吊り橋よりこちらに興味津々。
17:13
最新の吊り橋なので、ほとんど揺れずしっかりしたもの。ただ足元を見ると・・・。
由布岳
18:10
再びやまなみハイウェイに戻り、湯布院をバイパス。途中、由布岳を。時間があれば湯布院の街中に入り、由布岳をバックに湯につかりたいところだが先を急ぐ。
九州ツーリング終了~。
19:06
無事、別府港に帰着。フェリーは行きと同じ。当然か(笑)。船内の売店のお姉さんも行きと同じだった。心地よい疲れを、早速船内の浴場で癒していたところ、19:35出港。薄暗い別府の街の後ろには月と明星が輝き、山の稜線は赤く染まって美しかった。
灼熱の名神高速道路
8:29
7:25に南港に到着し、阪神高速湾岸線~環状線~空港線~名神高速道路へ。一部渋滞し、しかも朝から蒸し暑く、へたばってくる。そこで吹田サービスエリアで少々休憩し水分補給。H氏はここで先に出発。どうもお疲れ様でした~。
私は2回目の給油。208.7÷11.61=18.0Km/L。う~ん、いまいち。
やっぱ燃調が良くないのかな。エンジンは機嫌よく動いているけども。この後、灼熱の高速道路をひたすら我慢。こういう道中が一番疲れる。
弾丸ツーリング完了。
9:30
自宅に到着。トータル508kmにおよぶ道中が終わった。弾丸ツーリング、これ良いです。年に1、2回くらい九州に行きたいくらい。夜を有効活用するので、日帰りツーリング+αの体力で九州を楽しめるし!
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