彼のオートバイ、彼女の島 ブックカバーの変遷
昭和55年5月20日初版発行
【あらすじ】
バーチカル・ツイン・エンジンの振動と排気音だけが恋人と思っていた彼。
だが、夏のあの日、浅間の輝ける入道雲を遠くに見る風の吹く丘で、彼女に会ってしまった。
- ラブ・ストーリーがはじまった。
彼のオートバイは走る。高速道路の地獄めぐりをあとに、陽ざしの強い山陽路を西へ。
そして夕なぎの瀬戸の小島の蝉しぐれの浜辺へ・・・。
爽快なフィーリングで、オートバイ狂のコオと島から来たミーヨの、
夏の日の愛のふれ合いを描く長編小説。
昭和58年11月30日、第17版、¥340
表紙のバイクはW3ではない。
昭和60年5月25日、第24版、¥380
映画でミーヨ役を演じた、原田貴和子が表紙、裏表紙を飾っている。
昭和61年4月30日、第34版、¥380
私が大学に入った月に発行されていたもの。私はこれを読んで、学生時代をバイクに捧げることに決めたのです。何度も読んだため汚れが目立ちます。この表紙を飾っている、W3と"彼"と”彼女”は映画の登場人物です。とてもイイ感じですが、センターラインをオーバーしています。
平成元年11月30日、第39版、¥470
昭和60年から61年にかけて、1年で版数が10増えていますが昭和61年から平成元年までは4年で5版しか増えてません。今は絶版になったという噂がありますが・・・