ノーマルっぽいオリジナルを目指して

Z1にオイルクーラーを付けたい!

なんて、平成7年頃、東京出張の折に上野のコーリンに立ち寄って、オイル取り出し口を購入して以来のテーマ。その時には、ロックハートの小さいオイルクーラーを持っていたが、いかにも小排気量車用でZ1には似合わないと思いヤフオクで安売りしてしまった。今、5000円くらいの値段がつくみたいで、ちょっと後悔。

アールズの黒コアも渋いが、先立つものがとにかく足りない。当時の純正モノのリプレース品も高い高い!それでは、似通った純正品を流用するしかない。ヤフオクを物色すると、ZZR1100かGPZ900Rのオイルクーラーが似合いそう。ゼファーのも悪くないが、オイルホースのフィッティングが難しそうだし、ゼファーってのがなんとなく嫌。それで大きさも丁度よさそうなZZR1100のものを1000円少々で落札し、フィッティングを金のこで切断すると、いい感じで当時ものっぽいホースの取り回し。

コアはきれいに直し、塗装もし直したので、これってひょっとして売れるかもと思い込み、さらにひとつ落札してしまった。いくらくらいで売れるかな?

 ZZR1100のオイルクーラーはヤフオクに頻繁に出品されており、相場は1000~2000円くらいとお値打ちです。純正品は前面にカバーがつけられています。このカバーを取り外します。カバーのステーのうち、写真左側の下側二つはZ1車体取り付け用に使いますが、それ以外のものは不要なので糸のこで切り落とし、グラインダーで平滑にします。ZZR1100ではオイルラインの取り回しの都合で、オイルパイプが独特の形状となっていますが、それがこのオイルクーラーをZに装着する際に威力を発揮するのです。オイルパイプを付け根から数cmのところで切り落とし、オイル取り出し部として口を開けてもらい、車体側のゴムホースをそこにつなぎこむわけですね。内径9mmのゴムホースであればドンピシャです。

2008/10/26

オイルクーラー取り付けステー加工
オイルクーラー関係部品塗装
平成7年に購入していたオイルクーラー取り出し口アールズ製品を加工(M16 → PT3/8)10000数千円出せばホース用のフィッティングが買えるが、昔買った部品があるのにもったいないから加工してしまった。さすがにこの加工は無理やりだったのか、タップ立てる際にかなりの馬力必要で、腹筋と背筋と上腕二頭筋を鍛えてしまうくらいのトレーニングだった。

 

2008/11/2

オイルクーラー取り付けステー加工(ハンドルロック時にアンダーステムボルトが干渉しないように)
オイルクーラー関係部品塗装
オイルクーラー取り出し口、ノーマル取り外し、アールズ加工品取り付け。PT3/8(ホース口Φ9mm)ホースニップル取り付け。取り出し口固定ボルト長、純正は35mmであるが、4本のうち2本は30mmであった。このバイクの前オーナーかバイク屋のいい加減さ判明。いろいろ外してみたら他にもいろいろあるような嫌な予感。
ノーマル取り外し時に作業性のためカムチェーンテンショナーを取り外し。取り付け時に自作ガスケット挿入。

ZZR1100用を加工流用
ZZR1100用を加工流用

ホースフィッティングが90度上に曲がっているのがミソ。これがいい感じでホースの取り回しを楽にしてくれている。コアの大きさと言い、ホースの見栄えと言い、我ながらいい改造と自画自賛してしまう出来だ。

2008/12/28

オイルプレッシャースイッチ交換、ハーネス取り付け(配線が素線同士で結ばれてビニルテープで巻かれているという何ともいい加減な配線となっていたため、ギボシ端子を打ち、正しく接続した。)