神戸マラソンに参加

スタート前 8:30

三回目の応募で当選した神戸マラソン。

 

スタートは三ノ宮の神戸市役所前。9時号砲だが、私が並んでいたところは事前自主申告の通りFグループ、つまりゴールまで5時間前後の集団なので、あの高い建物の市役所までは大分距離がある。

 

天気は快晴。マラソンにしては少し気温が高いくらい。8時半には写真の位置に待機完了し、スタートを待つ。この頃は気力体力十分で、早く走らせてよ、という感じ。

 

 

体が良い感じに温まってきた10:00

震災時に住んでいたJR神戸線鷹取駅付近を通過

この辺、平成5年から7年まで仕事でいつも通っていたエリア。職場はこのJR神戸線の北側に隣接していた工場だった。震災時、この写真の左側の民家は倒壊し、当時20代半ばだった私は人命救助に励みつつも人力の限界に無力さを感じたものだ。残念ながらその後、命を落とした方数知れず。もっとできたことはないのか、と自問したものだ。そのエリアが見事復興し、写真のように家が立ち並びマラソンランナーが気持ちよく走る様子を目の当たりにすると、私は涙を禁じ得ないのでありました。

 

神戸マラソンのスローガン

神戸マラソンは今年で3回目。1997年に未曾有の大震災を経験しつつも今では見事復興した神戸エリアを間近に見ていただくことで当時頂いた支援の感謝を示したいという想いからスタートしたみたい。なるほど、当時このエリアにいた者としては、本当にわかる気持ちだ。

 震災直後は、私が住んでいた須磨区ももちろん、大規模火災に見舞われて翌日には焼野原になっていた長田区エリアも新しい街並みとなっている。当日、食べるものが何もなく、翌日以降、日本全国から運び込まれた食料品等に本当に救われた経験があるだけに、このスローガンには共感します。

 

須磨の海岸を快走

10:20

須磨浦公園付近を通過。天気は本当に快晴で暑いくらいだが、海風が気持ち良い。この時点で反対車線には明石まで折り返した先頭ランナーが。何でこんなに早く走れるの?やはり、フルマラソンランナーは体のつくりが違うのか?!

 

22km地点・・・トイレ休憩。これは有益だった。筋力の疲労が、トイレ待ちの間に回復した感じ。トイレによっては、待ち時間が長い場合あるので、出来るだけ短い時で用を足せるタイミングを見計らった方が良い。

 用を足したいときは、事前の情報収集を参考に、実際にランニングエリアからパッと見て列が少ないトイレに駆け込むのがおススメです。

 

32km地点・・・少し足の筋肉をストレッチしようかと思い休憩したところ、左足がつってしまった。太ももを見ると内出血したような跡が20cmに及んでいた。

 

つづきは後日。