前日現地入り(3/28)
紀伊田辺を目指し、まずは特急くろしお。新車を期待していたが381系・・・。
天気が良く、海がきれい。もうすぐ紀伊田辺。
紀伊田辺でバスに乗り継ぎ、熊野古道中辺路ルートで内陸へ。富田川添いを走る。随分と河原の広い川だ。お客さんは数名。結局、終点の栗栖川まで乗っていたのは私一人だけだった。
バス停まで旅館の主人に迎えに来て頂き、山の上まで登ってきた。霧の里「たかはら」という旅館。なかなか雰囲気の良いところだ。
熊野界隈が世界遺産に指定されるに当たり、県が出資して建設した宿で、運営は民間に任されているらしい。主人は面白い人でいろいろ道中で喋っていたが、若いころはスペインに住んでいたとか。道理で、このホールにはフラメンコが静かに流れていた。
食堂から今来たところを望む。山並みの向こうは高野山。眺めは爽快だ。手前の鍋は、朝堀りの筍だとか!夕食に出るらしい!
夕食のスタート。最初にいろいろな山菜などが並んでいる。どれも美味しい。この後、筍が登場。山菜の天ぷらもあり、お腹一杯。満足だ。
食堂の状況から察するに、翌日のマウンテンランに出場する方が他に3名。世界遺産だけあって外国人ペアが2組、その他で満室だった。
部屋はツインのシングルユース。眺望がすばらしい。夕食後、随分とくつろぐことができた。なかなかいい宿だ。
レース当日(3/29)
朝5時起床。
空が明るくなってきた頃に部屋から外をパノラマで撮影してみた。
山の稜線が美しく、霧がかかっている。6時に宿出発だ。主人の車に乗せてもらってマウンテンランのスタート地点に送ってもらう。
参加人数が全部で500名くらいだから、かなり小規模にイベントではある。でもしっかりと開会式が行われた。この集落ではビックイベントなんだろう。実際、名古屋や岡山あたりからの遠征者もいたりして、マウンテンランの魅力に着目した町の思惑は成功しているようだ。
9時、31kmコースがスタートした。私はマウンテンランは初参加なので、18kmコース。小雨が降る中、次々とスタートしていく。
人数が少ないからスタート地点も可愛いもの。
私は18kmコースの2グループ目。9:35スタート!
最初はかなりの下り坂を快走したのだが、その次からいきなり急な登り坂。そこから本格的な山登りに至り、スタートから5km経過していないのに走ることもままならない。早歩きで登るのが精いっぱい・・・。マウンテンランって、マラソンとは違うな・・・。
私はひどい花粉症だが、こんな時期にこんな杉林を走るなんて自殺行為だ。一応、抗アレルギー薬を服用しているので何とかなったが、やばいやばい。それにしてものぼりがひどすぎる!
登りが一段落すると、山々が眼下に一望。美しい眺めだ。こんなに標高を上げるとは、疲れるはずだ。
途中からはダート。一人が走れるくらいの幅だ。これがまたアップダウン。写真のところはまだましな方で、ひどいところは登山コースみたいなところ。足を踏み外すと斜面を転げ落ちそうな。その斜面がまた急なこと。降りるためにロープをつかむようなところもあり。マラソンではなく、山登りだ。もう息がはあはあーいって仕方がない。
やっとの思いで給水ポイントに到着。まだ9.2kmしか走っていない!
ここからまた急坂くだり。すぐそこの川には丸太橋が。
このマウンテンランでは給水ポイントに紙コップがないので、マイコップ持参。私がコップをぶら下げているのはそういうこと。
雨が割と強く降ってきて疲れる・・・。
山の尾根伝いに走り、駆け降りると次の給水所。ホンマに疲れるコースだ。
途中を大胆にカット。結局18キロ走る?歩く?のに2時間38分かかった。まあ、しかたがなかろう。まともに走れた距離は本の僅かだ。31kmコースにエントリーしなくてよかった!
程よい疲れで、楽しかったとはいえるが、走る楽しさとはまた違った趣かな。
参加者のほとんどはマイカーで会場に来ているのだが、私は電車・バス。超レアなパターンのようだ。さて帰りのバスは?とみてみると、丁度10分後の13:06にあるではないか!ラッキーだ。ゴールが早くても帰りは一緒の時刻になっていたということか。
近くのスーパーで昼食を買い込み、バスで食べると睡魔が。この疲労感がなとも心地よい。初参加のマウンテンラン。タイムを縮めるには、日ごろの練習を足の筋力をもっと鍛えるようなメニューにする必要がありそうだ。
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urara (月曜日, 30 3月 2015 22:08)
なんだかんだで結局満足したようですね~
トレイルラン・・・バイク競技を連想しちゃう名称
W転がすためのトレーニングにしゃ充分すぎる程ハードですね
まつ (水曜日, 01 4月 2015 07:53)
Urara さん
ありがとうございます(^^)
ハードでした。三日後の今日も、筋肉痛がとれません。とても単車には乗れないです(笑)