ヴィンテージテナー試奏

東京出張の週末。仕事を終えて直帰するのは勿体ない。例によって、渋谷の楽器店に出向き、以前から吹きたいと思ってた2本のヴィンテージを試奏。

マーチンの「the martin」とコーンの「new wonder Ⅱ」

私のmark6と比べてどう違うか興味津々!出張にマウスピースを持参(笑)。

こちらは、コーン。G#キーにギザギザが設けられているのがnew wonderⅡの特徴。これ1920年代のテナー!最初にこちらを吹いてみた。太い音を期待していたのだが、う~ん、調整が出来ていないのかな。下が裏返る。また、このテーブルキー、やはい重い。しかも、空振りしまくり。マーク6のつもりで左手小指を動かすものだから、キーの位置が体で覚えているところに無い。まあこれは慣れかもしれないが。また写真には写っていないがBキーとAキーが離れているため左手にすごく違和感がある。ん~、あんま欲しくないな。

つづいて、「the martin」ヴィンテージの中で最も音が太いと言われているので期待していたが、果たして実感としてそういう感じはした。

でも、コーンと同じで、左手テーブルキーの違和感を禁じ得ない。マーチンは実は欲しいと真剣に思っていたのだが、この運指の違和感を克服してまで手に入れようと思わなくなってしまった。太い音は良いんだけども、私のマーク6の方が優しい丸い音が出るし、やっぱ浮気してはダメやなと、改めて思った。