西成ジャズ

仕事を終え、今日は西成ジャズへ~。ひとりでぶらりと。新今宮駅から東へ少し歩き、商店街を南に。この商店街、本当に昭和そのものって感じ。建物が古い。更に、労働者が一人でぶらりとやってきてカラオケしている、同じようなカウンターを持った居酒屋っぽい店がやたら目につく。そこを数分歩くと、ありました。ライブハウス、Donna Lee。チャーリーパーカー作曲の名曲が店名。店構えは、これまた昭和!ここを覗いてみると、、

これが綺麗な店内。

本日は、お目当てのテナーサックス奏者、里村稔氏のライブ。更には、気になっていたトランペット奏者、横尾昌二郎も。

この方々、とってもメロディアスなソロをする!聞いていて、ちょっとうっとりするような。私の席はテナーのど真ん前だったので、生音が良く聞けた。

私の席からみるとこんな感じ。

里村氏はエルクハートというマークⅥのコピー機を使っていることで有名。エルクハートは、台湾製のサックスを日本で加工して販売している。マークⅥは昨今異常な高騰ぶりであり、状態が良い中期以前の個体は100万円を簡単に超えてしまうような状況だ。エルクハートは20万円を切るので、音色が似ているのであればこれは超お買い得。私はマークⅥ中期を吹いている(ちなみに状態が中程度なので100万円はしませんが)のだが、こういうヴィンテージはもう代えが効かないのでできればスペアにもう一機テナーが欲しいと思っていた。そこで目を付けたのがこのエルクハート。だから生音がすごく気になっていた。

 

で、結果は・・・

 

対象から外れました(笑)。悪くはないのだが、もう少しぐいっと前に出て欲しいな~、音が。って感じ。少し靄がかかっているみたいな。

そういう音が好みの人には最高だと思うが、私はもう少しパワーが欲しい。

 

で、改めて愛機がやはりいいわと惚れ直した次第。いろいろ浮気をしかけそうになりならがも、元に戻ってしまう。そうかんがえると、前に新大久保で吹いたYTS61は良かったな~と思って、その店のサイトを改めてのぞいてみると、何と、売れてました。既に。

 

売れてしまうと、買っておけばよかったかなと悔やんでしまう。

いや、愛機を購入した時は、吹いた瞬間に惚れてしまったのだから、サブ機を買う時も、吹いた瞬間、これや!っていう何かがないとね。

 

ということで、サブ機探しの日々は続く・・・