ヤマハ楽器製造工場見学

大学OB会のイベントで管楽器製造の工場見学会があったので仕事をお休みし参加してきた。写真等では見たことはありますが、実際に手作業でやっているところを見たかったし、加工は台湾や中国で行って組み立てを日本でやっているという話も聞くので実際はどうなのか知りたかったのです。

 

写真はトランペットの加工の各段階。順番にこの工場の中で作業しているのを見てきました!つまりまさにmade in Japanということです。サックスも同じです。でも、聞けばグレードの低いものはやはり海外生産とか。日本では機械による量産では出来ないことを匠の技術により実現しているようです。この工場では日本の工場にしては手作業が多いなあと思ったが、やはりそういうことだったのです。これだけの手作業があったら、そりゃ値段も高くなるはずです。

これはクラリネットやオーボエに使われる、グラナディラという木です。

とても硬くて重い木で、水に沈むらしいです。

しかもこのような原木が得られるのはタイミングがあるようで、産地であるアフリカで売りに出されそうになればヤマハか海外のメーカー1社が奪い合うらしいです。見学会の後の懇親会でヤマハの役員の方から聞きました。

こういう見学会にたまに参加してみるのも見聞を広げる意味でとても有意義です。ちなみに工場見学は人数があつまればどなたでも可能とのことなので、いちどサークルでも声掛けしてみてもいいかなと思います。

工場内は写真撮影禁止なので、お見せしたい映像が全くないのが残念です。