毎日の練習の記録
H23.1.9
今日はレッスンの日だと思い込んで、PSPに行ったところ、翌週であることが判明。折角だから、1時間だけ部屋を借りて練習することに。
今の課題曲は、Last Tango in Parisという昔の映画のテーマ曲。
フラジオ域まである曲だが、今の私はフラジオは無理。
その前段のテーマ部分で、高音域のB-C-D-E-Cという流れがあるが、そこをしっかりとインパクトある音を出すのが今の大きな目標。ということで、その部分を中心に繰り返し練習する。どうしてもアンブシュアが強くなったり、音が裏返ったりする。
先生からは、加えるのが深すぎる、唇で息の流れを止めている、など散々なだめだしを食らっているが、ではどうしたらよいのか、は自分でも良く分からない。喉の容積をコントロールせよと言うのは簡単だが、どうしたらよいものか。これができないと、フラジオまで達成できないので、試行錯誤の繰り返し。ということであっという間に一時間が過ぎた。
H23.1.10
自宅で1時間半ほど練習。
前日に引き続き。それと最低音のB♭の運指で、第三倍音まで鳴らす練習。第一と第二倍音を行ったりきたりすることはできるが、第三倍音は出たり出なかったり。喉のコントロールができないと鳴らないらしい。
何とか、喉の容積を動かそうとするが、どうしてもアンブシュアがくずれてしまう。
下唇に全く力が入らない吹き方でチャレンジしたり、いろいろするが、どうも要領を得ない。
ただ、二日連続して練習したためか、顎の筋肉が疲労することはなくなった。そのため、口周りの疲労感が全く違う。そもそも、基礎トレーニングが足りなさ過ぎか・・・
H23.1.16
定例のレッスン1時間。
例によって、課題曲をいきなり吹く。練習のときは、自分では音がしっかりと上まで出ていると思っているのだが、なぜかレッスンでは中音域以上が細くなる。高音域は、ブスーっ、と裏返ったり。アンブシュアがきつくなっているのだろう。緊張してしまうと出る癖だ。
吹き終わると、先生が、「・・・」(ノーコメント)
良い場合は、「いいですね~」「優秀、優秀」
全然だめな場合は、「えっとお~・・・・○○」
今日はノーコメントなので、まだましか。
要は、中音域のB♭からEへあがるときのEの音と、いきなりEを出すときのEの音で、音が違う、とのこと。どう違うかというと、上に上がるときは、音の輪郭がそろっているが、いきなりの場合は、音が抜けていない、しょぼい、小さい、ということ。言葉で表現するのは難しいが、唇で息の通り道をふさいでいる、高音を出そうと力んでいるからそうなる、そもそも腹圧が少ないので息の量とスピードが足りない、ということの様々な側面があるようだ。私的には、その違いを自分の耳で理解できないのが辛い。音を良くするためには、まずは自覚できないことには・・・。
でも、こういう一つの音にこだわってレッスンを受けるのは、いいことだと思う。ロングトーンの練習の意味がようやく分かってきたような気がする。
それで終わり際に、3月の課外授業参加の意思確認をされたので、「出ます!」と。でもバックにするか、ソロにするか、迷うところ。本音では、小林香織のShinyという曲を吹きたいのだが、絶対無理やろうから・・・。今週中に結論を出してね、といわれレッスンを終えたのでありました。
H23.1.23
3月の課外授業、テーマ曲を、Fly me to the moon にすることに決めた。アドリブ入れて3分少しの曲。僕が持っている、曲集の中で比較的簡単な部類?どちらかといえば中音域が多いので、音色作りにも都合が良いかと。本の楽譜では、アドリブは16小節×2回繰り返し、なので少々物足りないところがあるので、×4回繰り返しにしようかと思ったが、無理しないことにした。とにかく音色にこだわろうと。
ソロで2回目の課外。前回は、ハーフマラソンへ集中するために出なかったので、半年振り。なんとか、うまくいきたいところだ。
H23/2/6
定例レッスン。
課題曲、全体を一応吹けるようにしてからレッスンに臨んだが、テーマとアドリブ8小説くらいで足踏み状態だった。
忘れないように、今日の指導内容をば。
①どの音もおなじ吹き方で吹いている。AにはAの吹き方、GにはGの吹き方をすること。(これ、書くとわけ分からんな~)
②音の収まり具合を大事に。息のスピードと量を変化させずに、音を小さくすること。(これも、書くとわけ分からん)
③ビブラートは、ピッチを上側に揺らすこと。また元の音の音程に気をつけること。音を消す際は、②と同じ。
④デクレッシェンドとクレッシェンドの両方で練習すること。
⑤音をすぐに消す際には、息を止めて消すこと。(舌や唇で消さない)
⑥下のCやB♭でサブトーンの練習をすること。
たった、一時間でてんこ盛りのダメだしをくらいました。
単に音符を追っていくだけでは、ダメ、ということですな。
レッスン中、時々、あえて答えを言わずに、先生は私に質問をしてくることがある。ふと、これコーチング?なんて思ったり。ただ、こちらは答えが分からないし、間違ったりすると”違う”なんて言わはる先生だから、こういうコーチングされると、少し気分が・・・。
会社ではコーチングする側、なんて言われますが、気をつけないと。
定例レッスン(H23/2/21)
それなりに課題曲を一通り吹けるように、前回の宿題を念頭に練習してから臨んだが・・・。
テーマについては、特に指摘なし。GOODであった。しかし、アドリブラインについては、多数のダメだし。
①歌っていない。一本調子。盛り上がるところと、収めるところを分けて吹くこと。盛り上がるところでも、抑制、あるいは飲む音もあるのでラインの解釈をしっかりしてから吹くこと。
②どこでアドリブが切れているか、切れ目を理解しながら吹くこと。
③裏拍から始まるフレーズの最初の音はタンギングすること。
④一つの音の最初と最後でピッチが下がらないようにすること。(私は、ふ~っ、とピッチが下がってしまうクセがあるらしい)
⑤一オクターブの差を近接して吹く場合、下の音のピッチが上ずっている。もっと下げること。
⑥チューナーで音程を見ながら吹くとアンブシュアが崩れる。シーケンサーで音を出してイメージしてから、その音に近づけるようサックスで吹くこと。
とまあ、いろいろありました。自分でピッチコントロールができないと、やはり致命的かも。先生は、どの音がどんな響きか、頭に焼き付いているらしい。
定例レッスン(H23/2/25)
飲み会に誘われ、相当揺れたが、不参加とし、サックスのレッスンに臨みました。今日のレッスンは、私のサックス歴で記念すべきものになったような気がします。
以前のレッスン日程を変更したので、今週は二回目。
正直、前回のレッスンから一回も吹いていない・・・。
で、レッスンが開始して、課題曲を吹くも、全くダメ。
先生も分かったのか、いきなり「下のミをピアノで出して」と指示。
吹いてみると、更に「唇から息を漏らしてピアノにして」と難しいことを言い出す。
え?今まで、息を漏らさない、と指導されて来たが、全く反対!?
良く分からないが、従う。最初は全く漏れなかったが、そのうち漏れ出し、更にサブトーンを意識していくと、!!!!! すごいいい音が出るじゃないですか!びっくり。自分の音ではないような、深い、丸い、渋い、なんというか、プロの音というか、そういう音が出た。
先生も、「いいですね~」 来ました、この反応。
すると、「「ファミ♭レドシ♭」のファは元気良く、シ♭で音を収めてみて」と指示。
最初は、うまくいかなかったが、そのうちいい感じでシ♭でピアノに持っていけるようになった。しかも、唇の横から息が漏れる状態で。
すると、「こんどはシ♭をビブラートして」と指示。
やってみると、自分でもびっくりするくらいいい感じのおさまり具合。先生も「いいですね~、安心して聞いてられる」と絶賛!
これは嬉しかった。自分でも自分の出している音に相当な変化が起きているのが分かる。唇の力は抜け、腹筋は力が入り、息は相当な量が吹き込まれている。体力が相当要る。最初の一音が、しょぼい音担ったら吹きなおす姿を見て、先生は更に褒めてくれた。楽器におもねるのではなく、自分の音を出す。この言葉の意味が、すごく分かった一瞬だった。自分の出したい音が違うから、吹きなおす。そういう姿を先生は褒めてくれたということだ。
すると今度は「「レミファ」の三音をあがってみて」と指示。
これには参りました。下がっていくときはできたが、あがるときにはどうしてもファのところで力が入ってしまい、サブトーンとかビブラートがうまくできない。これは課題だ。
今日のレッスンは、大変有意義だった。なんか、視界がぱっと開けたようなレッスンだった。
定例レッスン
H23/3/5
今日は、一杯ダメ出しされた。
今日は課題曲のテーマのみ。前々回のレッスンにて、フレーズの収めどころを意識して吹く様に指導されたので、今回注意して演奏してみた。
すると、「息のスピードが落ちている」とダメだし。前回サブトーンの練習時に、「デクレッシェンドのときも息のスピードは落とさずに」という指導を受けていたがそれを忘れてしまっていると。
う~ん、難しいことを言う。
前々回にテーマを吹いたときには、今回の吹き方で特にダメだしなかったんだが、より多くのことを求められたというふうに理解すべきなのか?あるいは実際に前々回よりも演奏の質が落ちたのか?
今回、自分の演奏を録音してもらったが、自分で気になるところは以下の通り。
○ピッチが少し不安定なところがある。
○音の収めどころでサブトーンに力が足りない。
○上のド#ではもっと元気な音に。
○音の出だしの上のラの音が貧弱。
なかなか、難しいものだ。
傷口に塩
H23/4/8
サックスの定例レッスンだ。
仕事帰りに行くので、サックスを大阪駅のコインロッカーに預けて仕事に行き、帰りに受け取って行く。
さて、レッスンの冒頭、先生が「発表会見てみましょか。」と。僕は、絶対見たくない、っていう感じだったが、やむなくモニターを見ることに。自分がどこで間違っていたのか良く分かっているつもりだったので、モニターを見るのはいたたまれない。
さて、イントロ。吹き始め、いきなり音程がぶら下がっている。格好ワルー。ビブラートはまあまあだが、アドリブに入ると、もう転がりまくり。手が付いていってないし、音程も安定していないし、だめだ~。
先生いわく「なんでこんな姿勢で吹いているんですか?」
さて、聞き終わり、自分でおもっているほどは悪くはないものの、お世辞にも格好が良いとは言えない。先生は、「場に飲み込まれている」と。そして、その対策としていくつかの貴重なアドバイスがあった。
①リズムを感じられるフレージングで、きちんとコントロールすること。
②音を沢山使うフレーズを吹く前に、もっとやるべき課題がある。
確かにその通り。すると、先生はCメジャーをシーケンサーで鳴らし始め、「アドリブやって」と。僕は必死に吹き始める。
ここからは長くなるので後日・・・。アドリブって面白いですね~。
定例レッスン
H23/3/20
課外授業を来週に控え、最後のレッスン。
まず、通しで吹いてみる。すると、
先生 「・・・。自分ではどう思いますか?」
この質問が一番、キツイ。何となく思うところが無くも無いが、的を得ているのかどうか不安な、いわゆる躊躇の沈黙、というやつ。
結局、アドリブラインの吹き方について、数点のダメだしとなった。
本当はもっと多くのダメがあるのかもしれないが、本番が来週なので、これくらいが課題の関の山か、と思ったのか?
アドリブライン、タンギングの位置でこうもニュアンスが変わるものかと思った。裏拍のところは要タンギング。三連符の二連チャンのところは三連の頭をタンギング、とか。それなりに、役立つアドバイスを頂き、「あとはピッチですね」と難しいテーマを突きつけられたのであった。聴音のトレーニングを行い、音程のインターバルを的確に把握できるようにすることが必要だと。大変だ。
定例レッスン
H23/4/19
今日は、17日(日)の振り替えでのレッスン。大阪校だ。心斎橋にあるので、仕事終わって地下鉄に乗る。そして道中、おいしそうな四川ラーメンの店があったので、夕食。
さて、レッスン。
先生「さて、次の課外授業の曲は何にしますか?」
私 「う~ん、指使いは簡単で、いい音が出せるようにしたい」
先生「今日は、これで遊びますか。」
ということで、days of wine and roses の楽譜を取り出す。
あれ?いつも聞いているフレーズと違うなあ~。しかもサックス二重奏になっている。
吹いてみると、かなりリズムがダイナミックに編曲されている。面白いとは思うが、何せ初見なので上手く吹けない。それどころか、アンブシュアが堅くて、時々音が詰まる。それを見越してか、先生は
「僕の方が、音が小さいのに多分外には良く聞こえていますよ。何故だか分かりますか?」
分かったら苦労せん。だからレッスンに来ているんだが・・・。
自分のアンブシュアに問題があることは分かっているが、どこをどうすればよいのか、未だに理解できていない。
私 「どうすればよいのでしょうか」
先生「舌を喉の方に寄せてみてください」
(実施)
先生「それです、そのまま吹くのです」
(実施)
先生「下唇が前に出てきてます」
ということでダメ。どうやったら、あの下あごの状態で高音がだせるのだろうか。先生が最後に言ったことが大きなヒントかも。
先生「息が広くなった口腔を通り過ぎる感じ」
う~ん。私の場合は、そういえば、吹き込む感じだ。通り過ぎるということは、腹からストレートに楽器に息が注入されているということだろ。私の感覚と違うところは確かにある。これは大きな課題であるが、これをクリアしたら、多分吹くのがすごく楽になって、しかもいい音がでるのであれば、何としてでも体得したいものだ、と決意をしたのであった。
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こざる (日曜日, 30 1月 2011 20:55)
課外授業、ソロにアドリブにすごいですね!
今日、国際女子マラソンの沿道整備に参加してきましたが
一生懸命な姿はやはり素敵です。
寒かったですが、ふつふつ元気が湧いてきました☆
まつ様もお体に気をつけて、サックスにマラソンに練習頑張ってください。
まつ (日曜日, 06 2月 2011 23:03)
沿道整備ご苦労様です。
僕は、大阪マラソンにエントリーしようと思います。
10月までになんとか体をつくろうかと。
ござるさんチームも如何ですか?
アドリブは、書き譜ですから、まだまだですよ~。ホンモノのアドリブは、多分再来年くらい???