寒い中、部品を探して

H22.11.28

 朝6時に起床し、寒い中を京都市から高速を走って舞洲まで。

 到着は8時ごろだったが、既に大勢でにぎわってました。三ヶ月に1回のスワップミートです。今回は2回目の参加です。

心躍る瞬間。さあ、今日は何があるかな~。僕は百円単位の格安部品を探しています。しかも、ジャンクボックスの中にまぎれている貴重品を。

今回のメインの探し物は、W3のウィンカースイッチの先っぽです。ビスが緩んで、知らない間に落っことしてしまいました。ヤフオクではエライ高値だし、馬鹿馬鹿しいので、似通った部品を探します。

ないかな~、ないかな~。結構集中して店を回ります。この状態、自分的にはかなりα波が出ている状態で、かなり集中してます。これが楽しいんです。

おっとお~。メグロS7です。40万円の値札が。僕の親父が若い頃に走っていたバイクですね。乗ってみたいですね~。いい具合に錆びてます。50年選手です。

メグロ

のエンブレムが誇らしいですね~。いい造形です。

おやおや、W3そっくりの造形ではないですか!

W3はもとはメグロK、でもそのKは単気筒×2というエンジンでありまして、その単気筒マシンが、こいつなんです。だからYカバーとかミッションとかの造形は瓜二つ!!親近感を覚えます。

これW3ですよ。チェンジが左に回されていますのでリンクがついていますけど、似てますよね!

こういう年季の入った工具も売ってます。いいですね~。昭和レトロです。

なんなんでしょう。危険物の看板、仮免許練習中もあります。たばこ、これありましたね~、昔。こういうパーツが売っているのも楽しみです。もちろん、買いません。

参加バイクのなかで一際異彩を放っていたアメリカン。これ、どうやって乗るんでしょうか。近くのおじさんに「これ警察に捕まりますよね」ってしゃべりかけたら「これ走っているの見たことあるよ」とのこと。この界隈では有名のようです。それにしてもエグイです。

造形は独特の美学で構成されています。多分、オーナーは鉄工を得意とする方でしょう。あまりの凄さに、寒さを忘れて立ち尽くします。

XLV750です。

80年代末のビッグオフローダーです。アフリカツインの前身です。こういう魅力的なバイクが多数ありましたね。30年前のラインナップには。

綺麗に乗っておられたので思わずパチリ。

いろいろ掘り出し物をゲットしてきましたよ~。①ワイヤーツイスター800円、②Z1ウィンカーステー100円、③Z1燃料コック500円、③エアー継ぎ手とホース700円、④磁石付きドレンボルト100円。
ジャンクパーツの中から、探しだしたときの快感はなかなかのもの。往復の高速代、ガソリン代かけても楽しいゲーム感覚です。

 

燃料コックを買った時の売主とのやりとりです。

私:これ500円くらいかな~(ヤフオクでは1000円は下らない)

売主:そうやね。

私:頂戴!

売主:ええよ。これ何の部品?

私:Zですよこれ。

売主:やっぱりなあ、Z1ですか?

私:そうそう。

売主:よく探しましたね~、僕もZ乗ってるんですよ。どこから来たのですか。

私:京都から。

売主:(部品をまじまじと見ながら)これ初期型ですよね

私:いえいえ、初期型は黒いですよ。

(500円を渡す)

ちぇっ!100円って言えばよかった。振り返ると、売主は、周りの人と「z1の部品だったってよ~」てな会話を。

 

まあ、ええ加減なもんです(笑)。僕は燃料コックがそれほど欲しかったわけではないですが、こういうやりとりが面白いんですね~。まあ一応、部品取りをゲットしたということで楽しめました~。