平成22年11月3日

 京都 古き二輪を愛でる会、に行ってきました。

 

 http://mederukai.kyotolog.net/ 

 

W3のサイトで、こういう場があるということは知っていたが、どこでやるのだか、何時からだか、全く分からない。このHPを見ても、古い情報ばかり。でも、どうも毎年同じ場所でやっているっぽい。検索でヒットしたブログを見ると、朝早くから行っている模様。よって、午前中メインのイベントと見た。場所は、洛西浄化センター公園のようだ。地図を見ると、R171を京都から南下し、名神高速道路の左側から右側に曲がる交差点(勝竜寺交差点)を左折ししばらく直進したところ。

 

 ということで、9時半くらいに自宅を出る。到着すると、すごい数のバイク!びっくりした。こういうイベントが京都で昭和50年代から行われていたとは。まず入り口の受付で500円払い、カードを記入しバイクに貼る。受付してくれたおじいさんに聞くと、毎年同じ日に開催し、時間は適当(!)とか。友達の友達で認知が広がっているのでしょうね。道理でウェブで得られる情報は曖昧です。

 

 奥の方に進んで陳列!2時間くらいうろついたが、私のW3は新米のほうです。W1はSとSAであり、W3は皆無。戦前バイクあり、外車あり、サイドカーあり、名車ありと、かなり楽しめた。W1SとSAの中には、オイルクーラーをつけているものも数台あり、取り付け方を勉強できた。またクラッチワイヤーの取り回しをチェックしたが、人それぞれである!また、ミッションプレートの穴を二つとも通している個体はなかったのが驚き。

 一番、すごかったのは昭和7年の英車。手動ギヤチェンジ、手動進角である。OHVであり、バルブスプリングはエンジンの外にむき出しになっている。おじいさんが持ってきていたが、すごく綺麗にレストアしていて、エンジンも動かしてくれいてた。

 二番目は、終戦直後のハーレー2スト。亡きおじいさんが若かりし頃乗っていた写真を掲げて展示していた。これもエンジンがかかり現役。すごいの一言である。

 三番目は、W1Sをレーサーに改造したもの。セパハンにバックステップがこれまた意外にも格好良い!

 楽しいひと時でした。それにしても平均年齢が高い。この手のバイク達を見て、思うのは、「ピカピカ」か「サビサビ」のどちらかということ。中途半端なものはあまりない。70年代後半~80年代前半のバイクは、状態良好という感じの見栄えのものが多い。感想としては、やはり年月の経過とともにそれなりに年季を感じさせるもののほうが味がある。昭和7年のバイクは、博物館の置物のように見える。それより、ボロボロサビサビでもしっかり動く超旧車のほうが、所有してみたい対象だ。