【ご案内】32周年 奈良井宿ミーティングについて

かねてより一部メンバーで、30周年記念ミーティング@南木曽、のつづきをやろうという話が出ておりました。そして先日のクラブOGの結婚披露パーティで数名が集まった際にある程度計画が定まり、その場で私が幹事を仰せつかりました。

  

【名称】 ライダーズクラブ32周年奈良井宿ミーティング

【場所】 中山道 奈良井宿

      http://www.naraijuku.com/narai/index.html

【日程】

案①平成24年10月6日(土)~7日(日)

案②    10月13日(土)~14日(日)

案③    10月20日(土)~21日(日)

 

 【イベント】皆さんお持ちの懐かしの写真、ビデオなどの上映会をしたいと考えております♪

【お願い】できる限り2輪車もしくは3輪車でのご参加をお待ちしております。

【その他】フェイスブックをされている方は、そちらでの交流も楽しみたいと思いますので、ぜひご登録いただきその旨をご連絡ください。

 

取り急ぎ、日程を確定させ、およその人数で宿の手配をしたいと思います。

投票の結果、案③となりました。

人数は9名。

 

実は案①の日程で、恒例のW1河口湖ミーティングがあった。同月に2回も泊まりでツーリングに出るのは、家族からブーイングなので今年は本ツーリングを優先。河口湖は諦めることに。

 

ツーリング挙行

2012/10/20~21

計9名、バイク7台、車1台で挙行することとなりました。

天候は快晴、いいツーリングになりそうです。

 

6:50 CB750FB 件のキャブ
6:50 CB750FB 件のキャブ
9:00 黒丸PA
9:00 黒丸PA

2012/10/20

午前6:45頃、CB750FB氏が私の自宅に到着。

キャブがオーバーフローしたりガス欠したりするそうで、ちょっと整備してからということで早朝メンテを行う予定であったが、氏によると一応現象は収まっているとのこと。ならば、下手にばらすよりはそのまま行きましょうということで、そこから私は荷造りし!午前8時頃出発。

 

まずは黒丸PAにてFB氏が朝食。ここまで順調。

W3の油温は70℃に至らない。オイルクーラーカバーを取り付けたが、やはり気温が10℃足らずの低温では、冷えてしまう。

 

さて、ツーリング計画を。目的地は奈良井宿。伊那まで高速で行くのが最も早いが、時間はたっぷりあるので検討した結果、北陸道経由で飛騨を抜けて木曽路にはいろうということに。かなりタイトなスケジュールだが、元気なオヤジ二人は気合を入れて再出発!

 

 

 

11:37 福井県 越美北線終点 九頭竜湖駅
11:37 福井県 越美北線終点 九頭竜湖駅
立派な時刻表に列車は5本
立派な時刻表に列車は5本
行き止まり
行き止まり

福井ICを出て、越美北線に沿って飛騨山脈方面へ。

まずは九頭竜湖駅で休憩。ここは列車が一日5本しか来ない超ローカル線。でも、道の駅にもなっており、シャレた雰囲気に。以前は、ブロック積みの殺風景な駅だった。国鉄時代に、ここから美濃へ鉄道を貫こうとしていたというのだから恐れ入る。この先は、相当な峠が控えているのだから。

 

 

 

12:31 白鳥GS
12:31 白鳥GS

峠を越え、岐阜県に入り1回目の給油

195kmで9.37L → 20.8Km/L

高速道路を使うと燃費が向上するのに、ちょっと悪いな。やはりオイルの粘度が高いからからかな~。一般道路でも70℃は超えないし。

12:35 GSにて
12:35 GSにて

排気音のブリブリ感が少し足りない感じがしたので、スローを少し絞る。気温が下がって、空気が濃くなっているかも。すると、排気音、変わりました。明らかに、ちゃんと燃えているぞ~みたいな音です♪

 

R158→R156→東海北陸自動車道→高山清美道路→高山

 

高山で昼食。14:28出発

 

 

15:26 県道39号
15:26 県道39号

R361→県道39号で野麦峠を目指す。

途中、紅葉が。思わず停車し、写真撮影をするFB氏。

15:32 県道39号
15:32 県道39号

山の色合いが秋に近づいている。空が綺麗だ。路もまあまあよくて気持ちよい。

15:57 野麦峠
15:57 野麦峠
長野・岐阜の県境
長野・岐阜の県境

女工哀史で有名な野麦峠にある石碑。

碑文を読むと、野麦、というのはこのあたり一面を覆っている熊笹のことらしい。確かに、そこらじゅうの地面に笹が。読んでなかったら気づかずにスルーしていたかもしれない。

飛騨出身の女工達はここを通って冬季に岡谷や諏訪の製糸場を往復したというが、ちょっと想像を絶する・・・。

 

この時期でも、峠は寒く、用を足した後、そそくさと峠を後にした。そして、奈良井宿を一気にめざし、宿には無事17時15分頃に到着した。

 

 

宴会

23:40 奈良井宿伊勢屋母屋2F
23:40 奈良井宿伊勢屋母屋2F

本日の宿は、伊勢屋

 

奈良井宿に8名+1名(奥様)のライダーズクラブOBが集合した。

そのうち、ライダーは7名のはず・・・だったが、約1名の方が、道中でトホホがあり、ハーレーFLHが陸送手配に。来れるかどうか心配だったが、なんとレンタカーで22時過ぎに到着。凄いです。全員揃って記念撮影。

 

この母屋は江戸時代後期に建てられたもの。築200年以上!そんな由緒ある宿屋で宴会を♪ 2Fには我々しか居ないので周りに気兼ねなく夜更けまで飲みつづけ、バイク談義に花が咲く。

 

この夜の話題は盛りだくさんだったが、特に一番のネタは、何と言ってもCB500T!全く関心のなかったバイクだったが、話を聞けば聞くほど、俄然興味が。その場でi-padで検索し、オークションを物色。一人〇万円ほど出資し、分業でレストアしようか、なんて話に。いや~、マジでやりたくなった。ツインでDOHC。CB450の流れを組むホンダらしいエンジン。カフェレーサーっぽく仕上げたら格好ええんとちゃうかな。

 

 

9:05 伊勢屋
9:05 伊勢屋

まだ朝早いので観光客も殆どいない奈良井宿の街並み。

ここは実は昭和63年の夏にツーリングで通過したところ。その時は、アスファルトも普通だったが、今は砂っぽい色合いのものに変わっている。この方が昔っぽい雰囲気がある。

 

伊勢屋HPより引用~

古来、中山道最大の難所と言われた鳥居峠と伊那へ通じる権兵衛峠のふもとにある奈良井宿は江戸時代“奈良井千軒”といわれるほどの賑わいをみせた宿場町です。出梁造りの大屋根や千本格子を特長とする古風な街並みが約1kmにわたって続き、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されてます。

 

 

BROS(650)、FLHTCUI+SC、W3、CB750FA、CB750FB、GPZ900Rを宿の前に並べて記念撮影を。伊勢屋のホームページに掲載してもらっています。10月21日のブログをご覧あれ。

 

9:23 初サイドカー!
9:23 初サイドカー!

FLHTCUIの舟に乗車。いつか乗ってみたいと思ってた。これは楽しそう。それにしてもデカい。

 

9:22 FLHTCUIのメーター
9:22 FLHTCUIのメーター

一杯メーターがついている。温度計は°F表示だ。CDプレーヤーも。乗車スタイルと言い、長距離移動のための装備という感じだ。

 

本来であれば、ここにもう一台、古き二輪を愛でるにも来られていたハーレーFLHが居るはずだったのだが・・・。

各車チェック

9:45 権兵衛峠の入り口
9:45 権兵衛峠の入り口

奈良井宿を後にし、R361の権兵衛峠トンネルの手前で再集合。

ここで、サイドカーに乗せて走ってもらいました。コーナリングでは思いっきりタイヤが滑って音を出している。スリリングだわ。私もいつかはサイドカーやな~。

 

レストアされたピカピカのCB750FA。とにかく新車同様だ。これを自分自身でコツコツされたというから凄いです。

このFAのポイントカバーに注目!

下側に、made in japan という刻印がある。これが良いのだ。私もFCに乗っていたが、立ちごけや転倒でここがよく割れていた。そのたびに新品を購入していたのだが、平成2年頃か、ある時からこの刻印がなくなってしかも下部が面取りされた形状に変更されていたのだ。たしかに立ちごけの場合、ここは道路に接触するところなので衝撃を面で受けた方が圧力分散されるための損傷を抑制することができる。ホンダさん、よくやってくれました!と当時は思ったものだ。逆に、この刻印入りは貴重なものになったわけですね。

 

 

BROSのドライブギヤカバーに何やら部品が。

これが、スピードセンサー! ドライブギヤにスリット状の板を共締めし、センサーによりスピードを検知させている。少々無骨ではあるが、こういう改造を実施したことに拍手。氏曰く、最新のメーターを使う場合は、こういう信号の取り方をする必要がある、ということらしい。

10:37 権兵衛峠
10:37 権兵衛峠

ライダーズクラブの我々世代(FB、GPZ900R)は狭い峠なんかが好き。この権兵衛峠。昔通ったことがあるので尚更。今では長いトンネルで一直線に伊那に抜けることができるようになっているので、この峠道は既に無用。でも昔を懐かしんで行ってみたいということで進んでいったが、峠で全面通行止めに。山崩れ、工事している様子もなく、これはもう廃道一直線やね。仕方なく引き返す。

 

それにしても、ここまでも大分クネクネ道だったがハーレーサイドカーが一緒に走っていたとは・・・

伊那

12:39 お別れパート①
12:39 お別れパート①

素晴らしい道に生まれ変わった権兵衛峠道路を、バイク6台、レンタカー1台(FLH氏)で気持ちよく走り抜け、ファミレスへ。既に時間は昼となり、皆でランチをとり一世代上のOBの皆さんと我々はお別れ。皆さんのランチのお釣り合計数百円は、CB500Tを購入した際の代金振り込み手数料に充当するということで私がお預かりすることに(笑)。

 

12:48 GS
12:48 GS

236.9kmで12.06Lなので、19.6Km/L!

悪すぎ。いい音してるんやけど。実は、昨晩キャブから少しづつオーバーフローしていたみたい。燃費が20.5とすると、漏れたのは0.5L。う~ン、これくらいはチビチビしてたかも。

 

12:59 お別れパート②
12:59 お別れパート②

少々走ったところで、東京方面のGPZ900R氏とお別れ。このニンジャ、綺麗にしていますね。また走りに行きましょう。既に信号が青。私はこの後、焦ってしまい発進に手こずり少し取り残されてしまった・・・

 

ネコバスとの遭遇

13:15 ネコバス
13:15 ネコバス

先頭を走るBROS氏がどうやら道を間違った様で、行き止まり道に入り込んでしまった。でもそのお蔭?でこんなバスに巡り合えた。

 

まだ現役引退から時間が経っていない様子。なんかほっとするスタイルだ。

 

ナンバーがついている。また走り始める日が来るのか?

いすず、ではない。
いすず、ではない。

パワースポットへ・・・

13:50 R152分杭峠
13:50 R152分杭峠

伊那路を素直に南下するのも芸がないと思い、我々は山間のR152を選んで南へ。しかし、その道は大変しんどい道だった。

 

ここはひとつ目の峠。標高1424mもある!疲れるわ~。

しかしこの峠道、途中に”ゼロ磁場へはこちらからシャトルバスで”という案内表示が。何なんだろう。首をかしげながら進んでいくと、そのシャトルバスの終着点がこの峠。何やら案内があるので見てみると、どうやらこの林道の奥に、ゼロ磁場があるらしく、そこには気が満ちていて・・・(良く分からない)。

 

老若男女がバスから降りて、林道を進んでいくので、我々一行も。沿道には、QRコードでWEB案内があるのだが、ちょっと我々には理解できない文言がたくさん。でもフツ―のカップルが来てるので実は凄いところなのかも?!

13:57 パワースポット?!
13:57 パワースポット?!

数分歩いて行く。こんなさびしい山の中なのに、人々がそぞろ歩く。我々は、パワースポット自体に実はそれほど興味は無いので、引き返そうかと思ったその時。反射ミラーが写す不思議な光の環に釘づけ!試しにFB氏が入ってみたところ、”うわ~、これはすごいパワーだ~!”と、一同爆笑。これはかなり不謹慎?でもこんな絵は見たことないぞ。

それで、パワーを感じた我々は、おそらく水汲み場であろうゼロ磁場まで到達することなく、引き返したのであった。

 

帰宅後ネットで調べてみると、世界有数のパワースポットらしい。

ちょっと、後悔?!

不思議な道、R152。

15:00 三叉路
15:00 三叉路

分杭峠を越えて、またまた狭い地蔵峠を越え、体はもうお疲れモード。この道、果てしなくクネクネ道。もう嫌だ~モード。

 

この広場、さて私たちはどこにいるの?

私の地図は実は20数年前のツーリングマップる(笑)。既に相当古くて信憑性が低い。BROS君がスマホで地図チェック。やはり地図は新しいものを持たんといかんな。

 

三叉路の片方は、しらびそ峠、というところに行く道のようだが行き止まり道。でも次々そちらに車が入っていく。何があるのだろう。またもやパワースポット?このR152、狭くてやな道だが100番台だし結構車が通る。集落がそれほどあるわけでもないのに。中央構造線の付近を通っている道ということが関係しているのか?まあ、いろいろ不思議な道だ。

 

我々は、飯田市をめがけて最短ルートを私の地図で調べて出発。しかし、地図にない凄い長い高規格トンネル道路で山をぶち抜き、相当ショートカットできた。R474だ。トンネルは交通量がかなり少なく、対向車も居ない。でも高速道路のトンネルのような造り。これ、何なんだろう。このあたり、大物政治家でも居るのかな?お蔭で大分体力的には救われたが、やっぱり不思議なR152界隈だった。

 

 

帰路へ

16:30 恵那山SA
16:30 恵那山SA

高速に入り、恵那山トンネルを過ぎると、渋滞が。あ~、疲れる。

BROS君は愛知在住なので、ここでお別れ。日が傾き、夕焼けを追いかけつつ渋滞を抜けていく。

 

16:56 GS
16:56 GS

157.2kmで7.24Lなので、燃費は21.7Km/L。

まあまあかな。ほとんど一般道の燃費だから。

 

19:05 多賀SA
19:05 多賀SA

BROS君は、渋滞をスルリと抜けていき、高速分岐点まで追いつけなかった。次の休憩場所は多賀SAとしていたので、FB氏を待つ。

大分寒くなってきたのでカッパを着込む。既にヘトヘトだが、あとひと踏ん張り。給油するFB氏とは、ここでお別れした。

 

そしてその後は順調に走り切り、20:10無事帰宅した。

今回W3は、トラブルゼロ。なかなか良いよ~。でも、ヘッドからのオイル漏れは相当かも。いよいよ、腰上の手入れが必要か。

 

 

今回のツーリング。比較的少人数ではあったが、天気に恵まれ大変楽しく終えることができた。メンバーの皆さんも無事帰宅されたとのこと。トホホのFLHはその後、復活したのかな?FBのキャブは大丈夫かな?また、来年かな?今回来れなかったメンバーにも来ていただきたいし、既にバイクを離れた方々にもぜひ復活頂きたいですね~。

 

 

さて、早速CB500Tを物色しはじめた私。

ヤフオクではパーツはいろいろ出ているが車体の掘り出しものがないなあと思っていたら、海外オークションにはいろいろある!値段も格安。数台買付ツアーでもやりますかね(嘘です)。

 

この動画のCB500T、なかなかイケてます。イギリスにてカフェレーサーに仕立てたメイキングです。

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    FLH1984 (月曜日, 29 10月 2012 12:52)

    奈良井宿ミーティングお疲れさん。
    W3も良い子で頑張ってくれたのですね。
    さすがカワサキでした。
    CB500Tカフェレーサーかっこいい!
    こんな風にできたら最高ですね。

  • #2

    まつ (火曜日, 30 10月 2012 08:49)

    FLH1984様

    本当に!お疲れ様でした。レンタカーでのご登場、サプライズでしたね~。
    W3はトホホなしで助かりましたけど、以前からオイル下がりが持病で、しかも、このツーリングでロッカーケースからのオイル漏れがひどくなってきたので近いうちに小手術せんと。

    CB500T、レストア素材物色中です(^^)

  • #3

    ひろ(サイドカーおじさん@群馬) (火曜日, 30 10月 2012 12:39)

    あの時の楽しさがまたこみ上げてきました。
    またやりましょうね!
    CB500Tですが、OBのAさんにメールして聞いてみました。
    確かに秋田で保管していましたが、残念ながら今は処分してしまったようです。
    有ったらたぶんレストアなしで十分なものだったと思います。
    実は僕も一時欲しかったバイクです。
    あとはZ750Tもよかったなあ。
    今は程度がいいものは高くなって手が出せません。
    古いバイクは味があっていいですよね。
    CB、いいのが見つかると楽しいでしょうね。

  • #4

    まつ (火曜日, 30 10月 2012 22:17)

    ひろ様

    是非またやりましょう!
    CB500Tの物色、有り難うございます。でも、残念。。なかなか玉がなさそうですね。Z750Tとは、またまたレア車を。それ、w3のフロント周りにゴッソリ流用が出来るので、実はw3乗りにとってはとっても親しみのあるレア車!なかなか見かけない単車を大事にするのは趣味が良いと思います。気長に待ちましょう!