第25回 河口湖W1ミーティングで見かけたWの観察記録

200台以上のWが集結。メグロ時代→W1→W2→W3の変化を現車で確認する良い機会です。昨年の箱根以来、河口湖は今回は初参加です。

 

 

オイルクーラーのバリエーション

これはGPZ750Rのコアかな?私のモノより小ぶり。コアのステーと車体側ステーの平行が微妙だが取付けは一応しっかりしている。

 

これはご立派なオイルクーラーコアを装着されていること。コアの色彩がちょっと目立ち過ぎかもしれないけど、アールズフォークともども全体的にゴージャスです。

 

 

ロックハートのオイルコアをここに取り付けているのが多い。色合いもフィットしており落ち着いた印象がある。

 

ロックハートにも、ねじ込み式のフィッティングのタイプがあったみたい。これもフレームとの取付け金具との平行が出てないようだ。

 

こちらはゼファーのコアを流用している。その下には工具入れ。なるほどここにぶら下げておくのは便利かも。このW3も彼バイ仕様なので私と同じ。

 

 

こちらもゼファーのコア。取付金具が先ほどのWとは異なる。おっとフロントブレーキがグリメカです。シングルディスク化されています。

 

メインハーネスとクラッチワイヤーの取り回し

これは、ハーネスはアンダーブラケットの下側を通している。クラッチワイヤも。

ダウンチューブの間からタンクの下へ通している。なるほど~。

 

この白Sは、佐々木オートでレストアされた女子Wラーのものか?

これも同様の取り回しだ。これが正規なのかな。

 

ハーネス、クラッチともにアンダーブラケットの下側。周りの人に聞くと、こちらが正しいようだ。私の取り回しは、クラッチはOKだがハーネスはNGだ

これはアンダーブラケットの上からタンク下側を通している。ハンドルロックにハーネスが挟み込まれそう。

これは、ヘッドライトからメインフレーム上側からタンクの下を通している。

カフェW

カフェ仕様のW2TT。格好良いです。

 

これまたカフェのW3。これで街中を走ると、相当目立つだろう。

 

様々なW

クラッチワイヤーに電圧計が取り付けられている。オーナー曰く、秋葉原で2000円だったとか。大きさとスケールからして、丁度良いサイズだ。

会場に佇む、我がW3。何人かの方は、オイルクーラーの取付けに見入っておられた。まあ、でもそんなにきれいなW3ではないし、この会場では平均未満かな?

 

 

30年以上乗り続けているらしい、W1S。タンクの塗装が再現不可能なヤレ方をしている。uraraさんの、未再生原形車だ。貫禄があります。

 

 

この赤タンクも年季が入っている。コーションステッカーも健在であり、年相応のやれ具合。普通40年間使っていたら、こうなるものだろう。塗装が綺麗な方がむしろ不自然なのかも。

一方こちらは、メッキマシン。いたるところの部品にクロームメッキが施されている。徹底しているところが凄い。まばゆいばかり。

 

 

リアサイドバックの代わりにランドセルを流用する手法は、最近特に増加傾向とか。

 

世の中には白バイ仕様にこだわる人もいるらしい。これは当時の白バイ仕様?

 

W2TTは、車体そのものが珍しい。

 

W3 フロントブレーキ強化

PMCのキャリパーステーに、ロッキード2ポッドキャリパー。Zでは定番のアイテムだがWに付けているのは珍しい。

 

グリメカのキャリパーがフロントにダブルで奢られている。ブレ-キ効きそう。

 

リアにペットボトル入れがおしゃれ。これは便利かつ渋い。

 

見学バイク

なんとピカピカのZ1なこと。ここまでピカピカというのは・・・。

 

2スト3発、乗ってみたいです。

 

ただ漫然と眺めるのも楽しいけど、W個体毎の違いをウォッチしていくと気づくこともあり、またこれも楽しい。各車見比べて、どれが正しい姿のWを知ることもできる。近くの人何人かに聞いてみるといろいろ教えてくれるし。独特の改造を施しているWもあったり、ちょっとしたヒントをくれるいじり方をしているWもあったりと、なかなか勉強になる。200台を超えるWが集まっているからこそだ。

こういうWの集まりに来ると、ちょっと自分のWももっとオリジナル性の高い(ここでいうオリジナル=私オリジナルという意味)ものにしたくなってくる。カフェ化はやっぱ格好いいですね。カフェ+サイドカー、これで決まりです。夢物語ですが(笑)。