へたったリヤサスの修理

2009/09/05

リヤサスのオイル溜め部にボール盤でφ2.5mmの穴をあけ、ダンパーをゆすってみると、出てくるわくろいくろい液体が。これたぶん40年ぶりに姿を現したサスペンションフルード。

開けた穴に、カヤバサスペンションフルード(H2に購入した20年物)を注入する。1本に120ccくらい入った。同じくらい出てきていたように思うので、そうすると思ったほど液漏れはしていなかったのか?

フルードを注入後、穴周りを脱脂し、4mmのビスにねじロックを塗布して絞めこむ。しばらくしてサスを圧縮させてみても、ビスのところからは液漏れはなかったので、成功?と思いきや、こりゃオイルシールが昇天なさっている。ダンパを動かすと、摺動部からオイルが滲み出てきているのがわかる。これでは、液がもれて再びスカスカサスペンションになるのは時間の問題?

成功か失敗かわからないが、W3のメンテナンスHPで見た修理方法を実際に試せたのが喜び(笑)。オイルシールがしっかりしていたら、この方法で非分解サスも修理できることがわかった。

4mmのビスは、しっかり脱脂後、ねじロックで密封させる。穴あけ部は厚さ2mm弱。ねじ山は3つくらいしかできていないが、しっかりねじを締めることができた。